【ワーママが適応障害になった話⑤】休職明けの仕事について

休職明けの仕事について お仕事
休職明けの仕事について

さて、前回の記事では休職中の過ごし方について体験談をお話ししましたが、本日は休職明けの職場の様子についてお話したいと思います。

上司以外には誰にも何も自分からは告げずに、突然お休みを頂く形になったので、

周りからどう思われているのだろう。。今頃”急に会社来なくなった人”として、嫌な噂されているのかなあ。。復職後冷たい態度取られたらどうしよう。。

なんて、とにかく不安で仕方がありませんでした。。

1週間のみのお休みでしたので、復帰の数日前に上司にslackにて、体調が回復し、復帰できる旨を伝えると、まず復帰後の朝イチに1on1のミーティングを設定してくれました。

復帰後の上司との面談

面談内容としては、まずは体調を心配してくれた上で、今後の業務について、改めて、問題なく出来そうなことと、別の人にお願いしたいこと等をヒアリングしてくれました。

私の希望は休職前に話した内容と変わらず、以下の2点であることを伝えました。

  • プロジェクトオーナーからは降りたいということ
  • 会議のファシリテーション等はできないということ

すでに休職中にそれらの業務については調整してくれており、別の担当者をアサインしてくれていたので、それ以外の通常業務を、なるべく無理なくやるという方向で決まりました。

また、以降、週に2度のペースで、上司が1on1ミーティングを設定してくれて、困ったことがないかヒアリングする時間を作ってくれました。(本当に良い上司でした・・・

周囲の反応

その後、チームの朝礼があり、そこでチームメンバーとは休職後初対面でした。

心臓が飛び出そうな中、会議室に入り、まずはメンバーへ、何も言わずに突然休職をしてしまったことやその間のフォローについて謝罪と感謝の気持ちを述べました。

実際不満に思っている方も勿論いたでしょうが、文句を言う人は一人もおらず、皆さん「無理なくね」や、「今後は何かあったら小さなことでもよいから相談してね」等々、優しい言葉をかけてくださいました。。

”急に会社に来なくなった人”と、きっと社内で噂になっていたでしょうが、チームメンバー以外の社内メンバーも何事もなかったかのように接してくださり、かなり救われました。。

怒り狂った人がいたり、冷たい態度を取られたらどうしよう、、と不安で仕方ありませんでしたが、少なくとも表面上はそんな態度をとる方は一人もおらず、安心して通常通り業務にあたることができました。

体調の変化

1週間休んで心身共に回復したことや、周りのサポートもあり、休職前よりもぐんと仕事がやりやすくなりました。

休職前はとにかく頭が働いておらず、思考が停止している感覚が常にあったので、簡単な仕事もすごく難しく感じていたのですが、休んだおかげで、仕事の難易度が少し下がった感覚がありました。

薬を飲み続けていたせいもあるかと思いますが、涙が出ることもなくなりました。

心境の変化

また、”仕事ができない自分”を責めたり、焦ることも少なくなり、できない自分を受け止めることが少しずつですが、できるようになりました

周りと比べるのではなく、”昨日の自分とだけ、比べよう”という心持ちになり、少しずつ前向きに仕事をとらえることができるようになってきました。

1週間休んだだけでこんなにも見える景色が変わるのか!

と正直驚きましたよ。本当に休んで良かったです。

復職後の様子まとめ

そんなこんなで、不安で仕方なかった復職も、無事クリアしたのでした。。

突然お休みをするのには、本当に勇気がいりましたし、実際そこから仕事に戻ることも大変なことではありましたが、休んでみたことで物事を冷静に考えることができたり、景色が変わって見えました。

疲れ切っている時は、なにもかもネガティブに見えてしまいますし、特に抑うつ感が出ているとマイナス思考のループから抜け出せなくなりますので、思い切って休んでみて心から良かったと思っています。

さて、そんな私ですが、その2か月後に再び症状が再発、今度は長期の休職を取ることになります。

次回はその話をしようかと思います。それでは!

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