適応障害による休職を経て退職したワーママが綴る転職体験談、第二話は、履歴書に休職歴を書くかどうか問題について綴っていきたいと思います。
これ、休職を挟んだ方は恐らく一度は悩まれるのではないかと思います。私自身、最初は記載せずに応募する予定でしたが、それぞれのメリットデメリットを考慮し、結果、正直に履歴書に記載することにしました。
メリット・デメリット
休職歴を記載する場合
私の場合は前回の転職で失敗(5カ月で退職)していますので、次は失敗したくないという思いが強く、正直に全て話して、受け入れてくれる企業が良いな・・・という考えから記載しました。また、面接で踏み込んだ話になった時に「実は休職してまして・・・」という話を口頭で0から話すよりも、書類である程度事前情報があった上で、話す方が気持ちとしても楽だと思いました。
ただ、逆にデメリットとしては、書類の通過率が落ちるという点があげられるかと思います。
休職歴を記載しない場合
やはりメリットとしては、「書類が通過しやすい」という点かと。
逆にデメリットは、「何かを隠している感」を持ちながらの転職となる点や、入社後に休職歴がバレた時に若干決まずい点かと思います。入社後に休職歴がバレるケースとしては、源泉徴収を提出する際等にバレるケースがあります。
実際の書類通過率
休職歴を記載した上で、書類を応募しましたが、体感としては、そこまで通過率は悪くないです。
比較対象が、休職歴を記載していない半年前の転職時になりますが、前回も今回も応募したうちの半分くらいが面接に進めています。休職歴を記載したからといってあからさまに書類通過率が下がった感じは全くしません。
休職歴はどこに書くのか?
転職エージェントの担当者に聞いたところ、履歴書の職歴欄で()内に記載するのが良いとのことで、下記のように記載しました。
またエージェント経由で応募する際には、エージェントが企業に推薦する際に採用担当者に事前情報として話してくれているのが基本になるかと思います。
休職歴を隠したい時の注意点
注意点として、休職歴をエージェントに伝えてしまうと、応募企業に隠すことはできなくなります。エージェントとしては、休職歴等を隠して応募する、ということは基本NGのところが多いようです。特に大手転職エージェントにその傾向が見られました。
一部小さな転職エージェントに相談した際は、「エージェント側から休職歴を伝えた上で応募するか、面接進んだ際にご自身でお話しするかどちらが良いですか?」と聞いてくれるところもありましたが、大手転職エージェントは「必ず履歴書に記載してください」というスタンスでした。
なので、休職歴を隠したい場合は、そもそも転職エージェントにも休職歴を伝えない方がよいかもしれません。もしくは、エージェント挟まず、直接応募しても良いかもしれませんね。
履歴書に休職歴を書くかどうか問題まとめ
如何でしたか?
早く転職したい!ということであれば、たしかに休職歴を隠して応募するのも手かと思いますが、転職した先でうまくやっていけるかどうかを重視する場合は長い目で見ると、休職歴は正直に記載した方が私としては良いのではないかと思います。
それでは、また次のブログ記事でお会いしましょう!