さて、前回は適応障害の再発と、会社の休職制度を使って2か月のお休みに入った話をしましたが、今回は休職中に実施された会社との面談のお話をしたいと思います。
休職中の面談頻度
2か月の休職中、月に2-3度の頻度で合計5回、会社との面談がありました。以下のようなスケジュールです。
初回面談:休職入ってすぐ
2度目の面談:休職後1か月たったタイミング
3度目の面談:休職が終わる2週間前
4度目の面談:休職が終わる1週間前
5度目の面談:休職が終わる3日前(退職交渉)
面談担当者
面談を担当してくれたのは、以下のメンバーでした。
1-3回目までは人事担当者
4-5回目は人事+上司
面談はどこで行うのか?
私の場合はすべてオンライン。自宅からZOOMで受けました。
会社に行くのは気まずかったので、オンラインで対応してもらえて本当に安心しました。。
聞かれる内容
回を重ねるごとに話す内容は変わっていきましたので、それぞれ実体験をご紹介します。
初回面談with人事
初回は、休職に入ってすぐの面談でした。休職希望を申し出た翌日から休職に入らせてもらったので、制度についての詳しい説明等が主でした。
逆に人事から聞かれた内容としては、主に以下の2点。
- 話せる範囲で現在の病状
- 話せる範囲で適応障害に至った要因
「話せる範囲で良いです」と言う気遣いに感謝しつつ、正直に病状や要因をお伝えしました。
30分の予定でしたが、15分ほどであっさりと終わりました。
2-3回目の面談with人事
2-3回目も人事とで、かなりあっさりとしていて、10分もかからずして終了しました。
聞かれた内容としては、主に以下の2点。
- 現在の病状
- 復帰の見込み(医師からどのように言われているか)
当時はすでに1か月以上休んでいたので、かなり病状も回復。症状等は一切ない状態だったので、正直に、以下のように答えました。
おかげ様で身体症状は回復しています。ただし、仕事のことを考えるとまだ抑うつ的な感情になったり、不安が残る状況ですので、個人的には現時点ではまだ復帰ができる状況にはありません。医師からも、重度の鬱症状がでていたという観点から、症状は出ていなくても、もう少し休養が必要で、完全に回復してから復職した方が良いと言われています。
2回目は「そうですか」という感じで終わりましたが、3回目の面談は休職期間満了まであと2週間というタイミングでしたので、人事の方から提案がありました。
現時点では不安が残るということですが、具体的に何が不安で、どういった環境になれば、不安が払拭されるのか、チームマネージャーと共にディスカッションできる場があればと思うのですがいかがでしょうか?
正直怖かったのですが、NOとはいえない提案でしたので、その翌週に元上司も含め、人事と3人で話すMTGを組んで頂きました。
4回目の面談with人事&上司
そうして翌週に久々に上司と対面し、人事含め3人でのZOOMミーティングが設けられました。
正直なところ、99%退職の意思は固まっていましたが、子供の保育園のこともあり、休職期間満了ギリギリまでお休みを取りたかったので、復職の姿勢を見せる必要がありました。
なので、色々と不安要素や環境改善を正直に伝えていったのですが、その中で、少しゆらぐ提案が先方からありました。
かなりの業務負担軽減を具体例と共に提示してくれたのです。仕事に伴う責任も大幅に軽減される業務内容だった為、もちろん年収の減少もありました。
正直、子供の保育園や無職になることへの不安があったので、その条件でとどまるべきか・・・?と悩みましたが、かなり大きな決断でその場では決められないので、3日間考えさせてください、と伝え、3日後に最後の面談を設定してもらいました。
最後の面談with人事&上司
そうして、休職期間満了の3日ほど前に最後の面談がありました。
かなり悩みましたが、「この会社が自分に合っていない」というのは肌で感じてきていたので、結局退職を選択し、会社にそのように伝えました。
あわせて、お世話になった上司への感謝の気持ちや、休職を経ても復帰ができなかったことに対するお詫びを伝え、会社からも退職を受け入れてもらい無事最後の面談が終了したのでした。
休職中の会社とのまとめ
休職中の面談は、かなり不安が大きく、毎回始まる前は緊張と不安で一杯でした。。
実際の面談は、そこまで深入りされることなく、割とどの面談もあっさりと終わっていきました。
これを読んでくださっている方も恐らく、休職面談を控えている方かと思いますので、うまく行くよう願っております・・・!
さて、次回は3か月の休職中の過ごし方や心の変化の実体験をお伝えしていきたいと思います!