【ワーママが適応障害になった話①】主な鬱症状4つ

お仕事

こんにちは、はたらく母さんです。

はたらく母さんと名乗っておきながら、実は現在休職中で働いていません!笑

というのも、昨年夏頃に新卒から7年勤めた老舗日系企業から外資ベンチャーという真逆の環境へ初転職を果たしたのですが、

あまりの環境の変化や忙しさについていけず、なんと入社1ヶ月で適応障害になってしまいました。

子育てをしながら、働きながら、鬱症状と向き合うのは本当に大変でした。。

本日は、そんな私が適応障害に至った経緯と、私に現れた適応障害の症状をご紹介していきたいと思います。

そもそも適応障害とは?

適応障害とは、抑うつ感や不安感等、鬱病に見られる症状が一時的に出てしまう心の病気のこと。

鬱病との違いは、ストレスの要因が明確に分かっていて、ストレスの要因から離れると半年以内に治る点。

ただ、ストレス要因から離れず、そのまま放っておくと本格的に鬱病になってしまうこともあるそうなので、早めに病気に気付いてストレス源から離れることが重要です。

私が適応障害に至るまで

新卒から7年お世話になった老舗日系企業から外資ベンチャーという、真逆の環境に飛び込んだワタクシ、”はたらく母さん”31歳。

環境の違いや、ハードワークな点は、面接時点でそれなりに覚悟していたつもりでしたが、それでも転職先企業が気に入ってしまい入社を覚悟。

しかし、実際に入社してみると、The JTC企業でぬくぬくと育って来てしまった私には処理しきれないスピード感、そして高いビジネスレベルで物事が進んでいました。

JTCの温室育ちでも、入社当時やる気だけはありましたから、その環境についていく為、夜も22時に子供を寝かしつけてから深夜1-2時頃まで仕事をし、土日も勉強や仕事に費やす、そんな仕事で一杯の日々を過ごしていました

当然3歳の息子からしたら、突然夕飯も一緒に食べられなくなり、土日も遊んでくれないので、寂しさが積もります。

そんな息子や、家事をほぼ全てやってくれる夫への申し訳なさ、そして何より周りについていけない「仕事の出来ない自分」に深く落ち込み、入社から1ヶ月経つ頃には何をしていても涙が出るように。

そんな症状が人生初の経験で、流石にヤバいと感じ、勇気を出してメンタルクリニックを受診したところ、

適応障害です。重度の鬱症状が現れていますので、今すぐ休職してください

と診断されたのでした。

適応障害の症状

人によって出る症状には違いがあるかと思いますが、私に現れた主な症状は以下の4つでした。

涙が止まらない

涙は一番最初に気付いた症状でした。入社1週間で、仕事から帰宅するとサラサラとした涙が出るようになり、2週間経つ頃には、小さな子供が泣き叫ぶように毎晩を泣いて過ごしました

大人になってからこんな風に泣き叫ぶとは思っていもいませんでしたし、3歳の息子からは、「ママまた泣いてるの?」と呆れられてしまっていました。。

そして1ヶ月経つ頃には、家に帰ると常に涙が流れているような状態に

今まで体験したことのない感覚で、自分でも流石に怖くなり、「心が壊れている」と感じざるを得ませんでした。

今思えば、この症状があったからこそ、メンタルクリニックを受診する覚悟がつきました。

寝ても覚めても仕事!

これも辛かった。。

就寝時含め24時間、常に脳がフル回転していて、全く休まらない感覚・・・。

就寝時も不安で頭がいっぱいでなかなか寝付けず、寝ている間も常に仕事をしていて

あー、あれやってない。これはどうしたらいいんだ。あの人になんて思われるんだ。またみんなから仕事できないと思われる。明日のプレゼン嫌だ。もう無理だ。

なんて夢の中でもうなされ朝起きてからも即仕事の失敗ややっていないことばかり思い浮かぶのです・・

週末子供と過ごしている間も仕事のことで頭が一杯になっていました。

本当に息子に申し訳なかったなあ。。

人混みが怖く、音に敏感になる

とにかく刺激に敏感になり、騒音がする場所に行くと耳を塞ぎ、混乱で叫びたくなったり、人混みに行くと全員が迫ってくるような感覚になり、街に出かけることが怖かったです。

心の中がもう不安や恐怖で溢れ返っていて、情報をこれ以上入れまいとシャットアウトしていたのでしょう。

息子が不機嫌で泣き叫んだ時なんかは自分も一緒に泣き叫んでいて、今思うと本当に頭が狂っていたなと思います。。

この頃は1人で暗い無音の部屋でボーッとすることが一番落ち着いたので、そうやってどうにか心を落ち着かせていました。

頭が常に混乱している

頭の中が常にグチャグチャで、普段であれば考えれば簡単に出来ることもこの頃は物凄く難しく感じていました。

話している途中で何を言っているのか分からなくなってしまうこともあり、論理的に話すことが求められる仕事の場では、呆れられる始末。。

会社で発言すること自体がどんどん怖くなってしまい、本来自分がやらなくてはいけない仕事が出来ずアシスタントさんに殆どをやってもらう、なんていう状態になっていました。。

適応障害の症状まとめ

以上が主な症状でしたが、その他にも、動悸がしたり、過呼吸になったり、目眩がしたりと様々な症状が現れていました。

今こうしてブログ記事にまとめていると、本当に辛かったなあと改めて思います。。

そして休職から2ヶ月が経った現在、これらの症状は一切無くなり、落ち着いて今を過ごせていることに改めて感謝しました。

それもこれも早めに勇気を出してメンタルクリニックを受診することができたから。

あのまま仕事を続けていたらきっと本当に社会復帰できない状態になっていただろうとゾッとします。

もしストレスでこれらの症状が現れている方がいたら、自分のプライドなどは捨ててメンタルクリニックへの早めの受診をお勧めします。

というのも、私は最初、自分がメンタルクリニックへ通うという事実を認めたくなく、初診はかなりの勇気が入りました。。。

が、行って本当に良かったです。

メンタルクリニックでは、薬を処方して頂いたり、話を聞いてくれて一緒に今後について考えてくれて、かなり救われた訳ですが、それはまた次のブログご紹介しますね。

・・・と、なんだか重い話になってしまいましたが、とにかく今は元気ですのでご安心を

ここまで読んでくれてありがとうございました、それでは!

タイトルとURLをコピーしました